ファーマーズスイーツ

三方を山々に囲まれ
日本海にひらける新潟

山からの雪解け水が信濃川と阿賀野川に注ぎ
広大な越後平野の恵みの水となって
豊穣の大地をつくります

新潟の豊かな自然に育まれた農産物は
清らかな水のように繊細で雑味がなく
肥沃な土のように力強く芳醇

ひとくち口にするごとに
ふるさと越後の風景が広がる

丸屋本店は新潟の素材を使ったお菓子作りを大切にしています

経緯と取り組み

まだ西洋梨ル・レクチェがめずらしく
新潟県内でもあまり知る人がいなかった30余年前のこと

丸屋本店四代目店主は
ル・レクチェとその生産農家に出会いました
それまでに味わったことのない濃厚な甘みと芳醇な香りは
新潟の豊かな水や土に育まれた自然の恵みそのものでした

当時は「地産地消」も「スローフード」も
まだほとんど語られていない時代

生産農家と協力し合うことで
新潟の素材のすばらしさを
菓子職人の手仕事によって表現したい

こうして
「ファーマーズスイーツ」は誕生しました

素材へのこだわり

地元農家へ店主自ら足を運び
農家と協力し合いながら生み出すファーマーズスイーツ

どこのものかわからない仕入れ素材に頼るのではなく
どこの農園でどのように栽培されているかわかる素材のみ使用しています

ファーマーズスイーツのパートナーは
栽培している素材が上質で美味しいことはもちろん
農園主が素材に対して並々ならぬ愛情と情熱を注ぎ
探究心を持って真摯に栽培に取り組んでいる農家さんばかり

食の求道者が共に協力し合いながら
新潟の新しい食文化をつくってゆく

この信頼関係こそが
真似することのできない
ファーマーズスイーツの美味しさの秘密です

製法へのこだわり

旬の美味しさをお菓子にして、一年中お楽しみいただくために。

素材のフレッシュな食感を残したまま
薬品を使わず
すべて手作業で缶詰加工にする独自の研究開発に
生産農家と協力して取り組みました

その「手作業」は
素材を傷めたり 旨味を損なうことのないように
皮を剥くところから丁寧に行われています

この丁寧な作業と 独自の缶詰加工技術により
素材の旬の美味しさをそのままに
一年を通してお菓子としてお届けすることができるようになりました

生産農家の紹介

Introduction of production farmers/p>

梨園佐久間 佐久間 勉さん
(新潟市南区大郷)

いかに品質を良くするか。
夢に挑戦するのは、やっぱり楽しいです。

大郷は、信濃川と中ノ口川の2つの河川に囲まれ幾度となく氾濫に苦しめられてきました。しかし、それと引き換えに得たのが栽培が難しいとされたル・レクチェに適した肥沃な土壌。
ふわっととろけるような食感と気品高い香り、そしてこの上ない濃厚な甘みは大郷だからこそ生まれた味なのです。

JA新潟みらい栗部会 顧問 桐生 忠教さん
(五泉市村松)

栗づくりはアートのようなもの。

キラキラと輝く子供のような目で、栗についていつまでも語り続ける桐生さん。栗栽培を続けて40年以上、世界中の産地をめぐり研究してきた桐生さんの栗は、イガがソフトボールほどもある大きさで、実も一粒一粒ずっしり。この村松栗と桐生さんの人柄に魅了され、丸屋本店の店主は8年にわたり桐生さんの元に通いました。そして、最高の素材に合う最高のお菓子を作ることを条件に、栗の提供を承諾していただいたのです。

諸橋弥次郎農園 諸橋 弥須衛さん
(新潟市江南区茗荷谷)

土の力、人の工夫で作物は良く育つ。
だから私は土耕栽培にこだわります。

新潟が誇る大粒いちご「越後姫」。諸橋さんは最近主流の水耕栽培ではなく、手間がかかると敬遠されがちな「土耕栽培」を採用。諸橋さんがこだわるのは、土。栄養豊富な米ぬかや繊維質の多いワラを混ぜ込み、配合も毎年変えて改良を試みます。「ワラを混ぜるのは重労働だから、最初は奥さんに嫌がられてね」。効率より品質重視の越後姫は平均糖度12度と甘く、香りの良さが評判です。

JA新潟市 山崎 俊文さん
(新潟市北区豊栄)

大切なのは、産地全体で取り組むこと。
「どれを選んでも美味しいトマト」が自慢です。

ブランド品種「桃太郎」の品質向上・ブランディングに取り組んだJA 新潟市の山崎さん。微妙な水分管理が難しい桃太郎。山崎さんは栽培指針を作成して、産地全体で品質向上に取り組みました。
「6月上旬に収穫するものは、味が凝縮されておいしいんです」と山崎さん。その味に惚れ込んだ丸屋本店の店主が作ったのは、桃太郎をピューレにして冷やし固めたゼリー。余分な甘さは加えず、トマトそのものを味わうかのような涼菓ができ上がりました。

保苅農園 保苅 明子さん
(新潟市西区黒崎)

父から、周りから学び、
自信を持って出せる枝豆を目指しています。

保苅明子さんは、「親世代が築いた黒崎枝豆の味を受け継ぎたい」という夢を持ち、就農。師匠は父の明義さんです。「植付けから収穫まで、学ぶことがまだまだたくさんあります。しっかり学び、いい枝豆を作り続けなければ、と気が引き締まる思いです」。こうして育てられた枝豆は、ふわっと香り高くぎゅっと甘みが詰まった逸品。育てた人の真摯な姿勢がそのまま現れているような、上品な味わいです。

越乃又蔵ぶどう園 小林 直樹さん
(新潟市西蒲区)

どうしてこんなに甘いか?
栄養たっぷりの土ときれいな水を使うんだよ。

小林さんの作る葡萄はどの品種もびっくりする程甘い。小林さんは、微生物活性型有機農法と、安全できれいな活性水の散水・散布により、生態系を維持し、作物本来の生命力を活用した葡萄を作っている。植物自体が健康であれば農薬の使用を抑えることができる。こうして育てられた葡萄は、芸術品のように美しく甘い。農園を訪れると、作業しながら優しい笑顔で迎えてくれる小林さんご家族の温かさに心がほどける。そんな優しさの中で、葡萄は甘く、甘く、育つのかもしれない。

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